ポンドの状況はクリアー。朝の気温は3℃台と冷え込んだものの、久々の雲一つない快晴。予選が始まるとともに気温は上昇し決勝の頃には20℃近くまで上昇した。予選第1ローテは前日放流もあって竿が曲がる時間帯。特に上池Cエリアは放流直後パターンで平均的に数が伸びた。第2、3ローテは一転、放流の残り狙いでボトムの反応の良い魚を取っていく時間帯に。途中放流が入った直後の第4ローテは再び放直パターン。第5、6ローテ頃はやや水面がさざ波だつ程度の風が吹くと、中層付近で長めのプラグでの反応もあった。
決勝トーナメントはABC各エリアx前・後半より上位4人計24人によって、4人中2人勝ち上がりで行われた。決勝戦へは最終的に6人が進んだが、そのうち5人が1桁ゼッケンという、今年の上位陣による見応えある一戦となった。
第1ローテで幸先よく飛び出したのは角位置からスタートした[6]後藤選手が6本を取って2位以下に3本リードする。続く第2ローテは[1]伊藤選手が6本を取り、この回4本を追加した[6]後藤選手に2本差まで詰め寄る。最終第3ローテで[4]佐野選手が7本取って猛追するもこの回3本追加した[6]後藤選手に届かず、結果後藤選手が14年26戦以来となる優勝を手にした。
※参考[気象庁ホームページ:2015年3月22日・奈良県五條の気象]
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