ポンドの状況はクリアー。朝の気温は6℃台と冷え込んだものの、日が高くなるにつれて気温は上昇し、決勝戦の頃は20℃近くまで上昇した。予選開始直後は前日放流効果もあって、池全体で釣れる時間帯。しかし、その後の第2ローテからは厳しい状況。ボトムでの反応もいくらか見られたが、ストロングパターンとまでは言えず、もやもやとした時間帯となる。途中放流が入ったあとの第4ローテは、放流ポイントの近くがやや有利となった。続く第5ローテの時間頃から風が北風から南風に変わり、北岸寄りの活性が上がり出すと第6ローテもその流れをひきついだ。
決勝は各エリア上位4人、計16人が進出。AB各エリア25分ずつの50分間によって争われた。この時間になると薄い雲が空を覆い、時より雲の隙間から春の日差しが池に差し込む。また風も強めに吹いたかと思うえば止んでみたりと、春らしい気まぐれな天候。そんな魚のレンジが掴みにくい条件ではあったが、魚が浮き沈みにうまく対応した[2]指宿選手と[33]深澤選手が8尾と並びサドンデス戦へ。結果[2]指宿選手が2本を先取し、今年初の優勝を手にした。
※参考[気象庁ホームページ:2015年3月29日・栃木県宇都宮市の気象]
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