朝方から弱い雨がパラつくも薄明るい雲が広がるそんなパッとしない天気の中、予選ははじまった。開始早々は放流効果もあり全体的に高活性になり、特に上池のアウト付近は長く続いた。第2ローテは一転して沈黙気味で厳しい時間帯になり、第3ローテも厳しい時間が続いた。途中放流後の第4ローテは再び活性が上がり、その後雨も本格的に降り出し、徐々に活性は落ちていった。
決勝トーナメントは16人が進出。決勝1回戦は放流も入り手返し勝負。準決勝からは一転シブイ中のパターン探し。ストロングパターンが入ればダブルスコアという極端な展開。しかし決勝戦のころにはかなり厳しい時間帯に。結局前後半20分で2尾ずつを釣りあげた3名によるプレーオフにもつれこむ。焦りもあってか延長10分で各自1バラシずつと神経質な展開。ギャラリーが息をのむままに再延長戦にもつれこみ、結果水間さんが執念の1尾を釣りあげ今年の初優勝を飾った。
※参考[気象庁ホームページ:2011年10月30日・奈良県・五条付近の気象]
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