朝の気温は3℃前後と、この秋一番の冷え込むも、取水口の水温9℃とトラウトにとってはまずまずコンディションの中、予選は開始される。開始早々は活性が高く、池全体で竿が曲がる時間帯。特にCエリアは釣果が延びた。
第2〜3ローテは、冷え込みで活性が高い魚がボトムについたのか、ボトムメソッドが強い時間帯となる。第4ローテは再度放流が入り、巻きの釣りで数を伸ばす時間帯になり、第5〜6ローテの時間帯はクランクかボトムが強い時間帯となった。
決勝へは18人が進み、4or5人中2人x4グループの8人が準決勝戦へ進み、さらに4人が決勝へ駒を進めた。
決勝前半は[6]高橋さんが順調に数を伸ばしリードを広げたまま後半戦に突入。後半戦も良いリズムで数を伸ばして逃げ切るかと思われたが思わぬ神風が。千早では珍しく大型サイズが立て続けに掛かって場が荒れると、後半のラスト1分で連続ヒットした[2]出口さんが猛追し、タイムアップ直前で1尾差で逆転に成功し7度目の優勝を手にした。
※参考[気象庁ホームページ:2012年11月4日・奈良県五条付近の気象]
|