3月になって尚居座り続ける強烈な大寒波。朝の気温は-3度、水温は5度という寒さの中、大会は始まった。
朝の放流直後は穏やかなスタート。普段は1号池側の通路が鉄板らしいのだが、今日の釣れ方を見ると南側のほうが釣れているよう。前日放流と前日の午後からの北よりの風で、魚が南側に溜まってしまったと推測する選手もいた。
第2ステージ以後は低水温という状況に加え、風も小さく、鏡面のような水面というハイプレッシャーな状況で釣果も伸びにくい状況。それでも南側はまずまずの状況が続いた。一方で場所によってはまったく反応がない厳しい時間帯に。
決勝戦は20人によって、予選と同ステージで争われることとなった。決勝は11:30頃から始まったが、この時間頃になると南からの強めの風が吹き出す。すると状況の変化で北側でも魚への反応が好転したのか連続して釣れる場面も見られた。
16小林さんは前半も後半も北寄りのポジションを取り、前半7、後半1で計8本。2位以下が3本と苦戦する中、状況を読みきって念願の初優勝を手にした。
※参考[気象庁ホームページ:2014年3月9日・栃木県宇都宮の気象]
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