朝の気温は-3℃。日本海側から流れてくる筋状の雪雲が次々と頭上を通過し、時より視界が真っ白になるほど雪が舞い散ったものの春の淡雪程度。日が出るとすぐに融けて積もることはなかった。晴れと雪が目まぐるしく入れ替わり、時間とともにレンジも変化もあり、場所とレンジに合わせたルアー選択ができたかを問われた日。
予選1回は前日放流効果もあって数が出る。特に両端の釣果が良く伸びた。後半組もまずまず釣れたが、かなり場所ムラが出た印象。第3ローテ以後もだいたい同じ展開で、予選は両端のいずれかに入ることが勝ち上がりの早道だったかもしれない。
決勝戦は30人が進出。準々決勝は5人→2人抜け。準決勝は4人→2人でそれぞれ、12分前後半の24分。決勝は6人進出で10分x3ローテーション。前半スタートダッシュを決めたのは52竹中選手。しかしすぐに2指宿選手、6出口選手も追撃体制に入る。第2ローテ以後も竹中、出口両選手は安定した釣果で結果、両者13本で今年初の決勝サドンデスに突入。最初[6]出口選手が先取するも、[52]竹中選手もすぐに追いつく。そのすぐ後Wヒットとなり取り込み勝負かと思われた矢先、両選手とも仲良くバラして場内は落胆の溜息。しかしその後すぐに出口選手がヒットし、今度は着実にランディングに成功。早くも今年2勝目を挙げ、勢いに乗る。
※参考[気象庁ホームページ:2015年2月1日・三重県・桑名の気象]
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