週の半ばは台風の影響が心配されたが、蓋をあけてみれば絶好の秋晴れとなった。
予選は3人1組による対戦。開始直後は恒例の放流直後タイム。特に川側は1分2尾ペースの回転力勝負に。第2ローテは若干落ち着いたものの、それでもスプーンの強い色目が推されていた。第3ローテ頃からは風もなくキツイ時間帯になり、スプーンのダウンサイズ、カラーチェンジ、クランクなど、手変え品変えのストロング不在の時間になり、第6ロー手までこのような時間が続く。
決勝戦は26人が進出。(※ボーダー9点)。1回戦は4人or5人から2人の勝ちあがり、準決勝は4人中2人の勝ちあがり、決勝戦は6人によって行われた。1回戦頃から、山側が風下側になり、またいくらか山陰に翳ってきたこともあってか、山側も釣果が伸びる時間帯になる。そんな状況下ではあったが、ゼッケン1,2,3が揃って決勝へとコマを進め、しっかり実力をアピールした。決勝戦は10分ずつ3ローテを行った結果、2伊藤菜穂子さんと3花岡毅さんが13尾で並んでサドンデスへ。1尾目を3花岡選手がとると、すぐさま2伊藤選手も追いつく。観客も固唾を呑み見守る中、最後の1尾に先に届いたのは3花岡選手。去年のビッグロック大会以来2度目の優勝を手にした。
※参考[気象庁ホームページ:2014年9月21日・長野県・浪合の気象]
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