大会当日の朝の気温は14℃。天候は雨予報だったものの大きく崩れることなく大会中は曇り時々雨。エリアのコンディションは前日夜の雨で幾らか濁りが入った状況も上流側はクリアーにまで回復し、下流側にかけて徐々に濁度が上がっていくグラデーションがかった様相。
予選開始早々は前日営業時間中のトラック放流に加え、計18杯の直前バケツ放流もあって活性の高い時間帯となる。池の濁りの分だけ下流側の方が釣りやすかったようだ。
途中放流にバケツ18杯が入ると再び高活性の時間帯。やはり下流側を中心に数が伸びた。
決勝戦へは44人中18人が進出。A,B2つのエリアを交互に移動し総釣果で争われた。入場はBエリアの下流側、真逆のAエリア上流側、噴水周辺から埋まっていった。
集計時間中、池を休ませていたからか決勝開始直後から高活性となり、池全体で竿が曲がる時間帯に。各選手とも違ったアプローチで模索しながらの釣りになったが、どのパターンでも釣果に繋がっていた。こうなると効率の良さが勝負の決め手。この日一番効率良く釣ったのは[22]黒田将史選手。ハビィのリフト&フォールで念願の初優勝を手にした。
※参考[気象庁ホームページ:2015年11月8日・神奈川県・海老名の気象]
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