大会週の中ごろは気温30℃前後の日が続き、残暑厳しい日が続いていたが、大会当日は気温20℃と、久々のまとまった雨。選手には10℃近い突然の気候の変化は厳しい条件となったが、逆に魚には良いコンディションに近づいたためか、釣果には恵まれた大会となった。
予選開始早々から早いアタリで次々と竿が曲がる時間帯になり、Cエリアを中心に2ケタ釣果が並ぶ。続く2ローテ目からは中央の噴水を境にアウト側は好調、イン側は不調と明暗分かれる時間帯となり、これが3ローテ目まで継続。途中放流の入った第4ローテは再び全体で竿が曲がる時間帯となったが、続く5、6ローテになるとやはりアウト側好調となった。
決勝は18人が進出。噴水を境にA,Bエリアを設け25分ハーフの計50分間の総釣果。決勝開始早々は放流があったおかげで全体的に竿が曲がるが、予選同様徐々にアウト側が数を伸ばす時間帯になり、後半もその流れが続く。そんな極端な地合だったためか、前半は敢えて低調なイン側に入り放流魚を取った後で後半アウト側で巻き返す選手が上位を占めた。
※参考[気象庁ホームページ:2012年9月23日・海老名の気象]
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