朝の気温は13℃。天候は曇り。灰色の低い雲が五頭山の稜線を隠す。水は中透明なオリーブ色がかったステインカラーと、なかなか釣果が出そうな状況の中予選は始まる。
予選はABA3回戦Wジャッジ方式。総釣果の多い順で上位4名が決勝に進出する。前半第1ローテは恒例の爆釣タイム。例年アウト側が釣果が上がる傾向にあったが、今年は事務所寄りのイン側の釣果が伸びた。後半ローテもまだ強気に放直スプーンが活躍する時間帯。前半第2ローテ頃からは雨が降ったり止んだりの天気。魚は上を意識しているのかポッパー系への反応が良く、長身系のクランク(ココニョロ、なぶクラ等)も中層域で反応が良かった。
決勝は16人が進出。準々決勝・決勝はは4人中2人上がりで決勝へは4人が勝ちあがった。決勝は序盤は4名とも幸先よく一本を上げて平たいスタートとなったものの、[6]池選手、[25]根本選手のポッパーをスキップさせて水しぶきを上げる釣方が効果的で次第に数を離していき、長身系のクランクを使う[10]安藤、[32]佐藤真選手が追う展開となり前半を折り返す。後半になると序盤はまだポッパーのスプラッシュが効いていたものの、中盤以降やや失速気味となり[6]池、[25]根本選手も長身系クランクに切り替えて数を伸ばす。結果、安定感ある釣りで釣果を重ねた[25]根本選手が3本差のリードを保ち、ホームで初優勝を手にした。
※参考[気象庁ホームページ:2017年5月28日・新潟県・新津の気象]
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