新潟県内は局地的に雨といまひとつすっきりしない天気も、五頭FP上空は薄い雲が広がる程度で、大会中は雨に降られることもなくよいコンディションの中で行われた。予選開始直後は前日放流の魚が存分に働き、好釣果となった。状況も良かったのか続く第2、3ローテまで持続的に釣れ続ける時間帯に。第4ローテ以後になるとさすがに勢いは衰えたものの、ポツポツ釣れ続ける時間帯。今回特筆すべき点は、マスボールが発生したために場所ムラ差が極端になってしまい、
選手の立ち回りにも影響を与えた。
決勝は予選と同じ区分で施行。予選から引き続きマスボールが右に左に沖に手前にフラフラと移動する中開始された。釣果が伸びるのやはりはマスボール周辺の5〜6人で、それ以外でも釣れなくはないがその差は歴然としており、いかにその場所に入るかが勝負の分かれ目になった。
前半はマスボールとは反対側でスタートし、後半マスボールの近くに入るため早上がり。またマスボールの移動方向予測も的中し、ソツなく立ち回った高橋大輔さんが初優勝を飾った。
※参考[気象庁ホームページ:2012年6月3日・新津付近の気象]
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