朝の気温は7℃台。池の周囲の紅葉は残念ながら10日ほど先に色褪せてしまったものの、年間上位者による白熱した戦いが繰り広げられた。
予選開始直後から、時より雨雲が通過するも大きな天気の崩れには至らずスケジュールは順調に消化された。第1ローテは毎度おなじみのハイペースなスプーニング手返し合戦。第2、第3と進むにつれ、徐々に活性は落ち着くもののまだ強めで通せる時間帯。一旦池を休ませた第4ローテは活性が回復するも、その後の第5、6ローテはクランク投入タイムとなった。
決勝トーナメントには16人が進出。準々決勝、準決勝と勝ち進み、決勝戦へは[1]伊藤雄大選手、[3]佐野亘彬選手、[46]西村実選手
、[47]安藤文芳選手の4選手が進出した。決勝戦前半は[3]佐野選手が7本を取り1尾差で[47]安藤選手、さらに1尾差で[1]伊藤選手が続き後半戦へと折り返す。後半は着実に釣果を重ねる[3]佐野選手に[47]安藤選手が猛追。一時は逆転シーンもあったが結局同数でサドンデス戦へと突入。追加2尾の先取り勝負となったが、[3]佐野選手が、直前のエリアトーナメント最終戦の勢いのままに2尾先取を決め勝利。初のマスターオブエリアマスターズの栄冠に輝いた。
[ 決勝トーナメント・スコア表]
※参考[気象庁ホームページ:2015年11月29日・滋賀県・彦根の気象]
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