朝の気温は2℃。前日の降雪予報に振り回されながらも大会当日は風もない快晴。朝こそ少し肌寒く感じられたが、日中にかけては春の陽気も感じられた。前年同様予選決勝ともにジロー池使用。池の色は、いつもの王禅寺らしい茶色とコンディションの変化はなし、といった状況。
今回の大会のための特別放流はなく、開始直後はスローなスタート。まずはボトムをトレースしていく釣りとなるが、この時間ヒットカラーは割と強気な色が多かったようだ。また中央付近からアウト側にかけてが反応が良く、イン側は反応がほとんどみられなかったようだ。
第5ローテのころからボトムレンジはそのままながらも、徐々に活性が上がりだしたのか、この日好調のアウト側を中心に釣果が上がりだす。しかし第7ローテ頃からB側の最もアウトに近い付近の反応がやや失速する。中央付近の反応はまずまず続いた。この日の予選に関しては時間いっぱいを使わず、5分前、3分前のコールで早めに切り上げ、アウト側→アウト側を確保するのが結果として数をあげる好ループに繋がっていたようだ。
[予選結果表・決勝結果表※PDF]
決勝は各組上位5名の計20人が勝ち上がり。A側B側をそれぞれ25分ずつの計50分によって争われた。決勝前半はBエリア側で時間いっぱいを使い切った[2]指宿選手、[41]吉田選手が9本とリード。早めに切り上げた[6]佐藤選手が8本で巻き返しに臨む。後半はA側に移った[6]佐藤選手が6本、[41]吉田選手が5本で共に14本と並び、決勝戦サドンデスへ突入。結果2本先取した[41]吉田選手が地元常連の意地を見せた。
※参考[気象庁ホームページ:2015年2月19日・神奈川県・海老名の気象]
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