朝の気温は17℃。九州に接近している台風の影響が心配されたが、わずかな雨がパラつく程度で、ほぼ大会に影響はなかった。上空の雲の流れは速く、時折雲が通過するたびに変化が出るなど、コロコロ変わる状況に対応する面白い天候となった。予選開始早々の第1ローテは34尾を筆頭に釣れる時間帯になる。続く第2ローテは釣れる時間であったが、場所によるムラ差が大きく1号池寄りが強い印象。第3ローテ頃になるとバイトはあるものの徐々にショートになり、予選後半にかけてだんだんと難しくなっていく。第6ローテ頃になると比較的強ポイントだった1号池寄りの端も厳しくなった。
決勝戦は各組上位4人、計24人が進出。準準決勝、準決勝は12分x2ローテ、4人中2人上がり。決勝は6人で10分x3ローテで行われた。
この時間になるとさすがに難しい時間帯。表層直下だけいくらか反応があり、この少ないチャンスをものにした[3]吉田一也選手が30分で4尾を取り、2位に1尾差の僅差を凌いで勝利。2014年中津川大会以来となる1年10か月ぶり通算4回目の優勝を手にした。
※参考[気象庁ホームページ:2016年9月4日・長野県・浪合の気象]
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