大会当日の天気は曇り。朝の気温は12℃といよいよ秋本番を思わせる涼しい気候の中、大会はスタートした。開始早々は恒例の放直タイム。25分間で30本前後のスコアが並び、手返しの良さを競う時間帯。第2ローテは一旦は活性は落ち着くものの、まだ放直パターンでも対応できる程度の活性は残った。第3ローテあたりから天候は晴れへ。9月後半とはいえ暑さを感じる強い日射の影響か、魚のレンジはやや下がったように見えた。第4ローテ以後はクランクが活躍する時間帯となる。
夏前頃に導入された攪拌機のおかげで、時間がたってからも池の中央付近でも活性が残るようになった。
決勝トーナメントは24人が進出。4人中2人上がりで準準決勝、準決勝を行い、決勝へは6人が勝ち進んだ。決勝の時間帯は気温21℃まで上昇。風も出てきて時より池の上を雲が通過したりと刻々と状況が変化する面白い時間帯となった。ファーストヒットは、攪拌機の前を選択した[1]伊藤雄大選手が取るも、その後他の5選手も1尾ずつ追加し、全くの横並びとなる。その後も1尾を争う展開となり、結果1尾差で[1]伊藤雄大選手がしのぎきり、年間4勝目、前回のニレ池戦に続き連続優勝を達成した。
※参考[気象庁ホームページ:2015年9月20日・長野県・浪合の気象]
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