朝から雲ひとつない5月の好天の中大会は始まった。予選・決勝ともに3号池を使用。開始直後の1ローテ目は放流魚がよく反応し、スプーンでの手返し勝負になる。特にBエリアに設定された下流側は数が伸びた。後半にかけては一旦反応が落ち、ここでセカンドカラー、或いはクランクに移行する選手もいた。
第2、第3ローテは風もなくプレッシャーが高い時間帯。クランク主体で反応を探るかボトムを探る選手が多かった。
第4ローテは放流が入り、活性に喝が入ると再び放直カラーから徐々にカラーを下げてく時間帯となる。その後は再びクランクorボトムの時間帯となった。
決勝トーナメントは24人中12人が進出。準決勝は4人中2人上がり→決勝6人で行われた。準決勝開始前に僅かに放流は入ったものの全体の活性はさほど上がらず決勝戦は1尾をヒネリ出す時間帯となった。
そんな厳しい状況下ではあったが、周囲の状況をよく見て魚がトップへの反応が出てきたのを察知した松田憲司選手が1-1-4というスコアで後半逆転し、今年2度目の優勝を手にした。
※参考[気象庁ホームページ:2016年5月29日・茨城県・高萩の気象]
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