朝の気温は20℃前後ながらも山間の日陰は薄着1枚では肌寒く感じる。そんな秋の朝大会は始まった。予選開始後は恒例となった爆釣タイム。例年ほど数が出なかったが相変わらずのハイペースの釣りとなった。予選第2ローテ以後はやや厳しい場所もでてきたが、南側が数が伸びる時間帯になる。第5ローテ頃から上空を足早に流れる雲が程よいアクセントとなったのか釣果は安定傾向に。第8ローテ頃からは改修工事の影響か上流側から濁りが入りだし、池のコンディションがガラっと変わり特に1〜3番を中心に厳しい時間となった。
決勝1回戦〜FINALまでは濁りの影響が少ない予選4〜6、9、10、12、13番のコーンを使用。予選中はアウト13番が好調だったが、この時間に限っては9〜10番が数が伸びた。決勝FINALは3〜6番を使用。濁りが入ってコンディションが悪いとはいえ、例年どおり上中下、スプーンプラグいずれでも釣れるという「ストロングパターンがないパターン」
に。そんな悩ましい状況ではあったが、安定してスコアを伸ばせたのはこの釣り場を得意とする3出口昇さんで2位を僅差で凌ぎきり今年初優勝を手にした。
※参考[気象庁ホームページ:2013年10月12日・滋賀県彦根の気象]
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