朝のうちはいささか雨がパラついたものの、開始時刻には明るい曇り空。気温も10月中旬にしては暖かく感じる20℃前後と釣りにはまずまずの気候。ダムの放水の影響でいくぶん例年より濁りが入り、釣果に影響しないか心配される中予選ははじまった。
朝イチこそはバタバタ釣れたものの、ほどなくポツポツ釣れる時間帯に。表層、ボトム、クランクなどどれもソコソコ釣れていたが、逆をいえば特に「ストロングパターンがないパターン」で、試しているうちに時間切れをしてしまう選手も見受けられた。途中放流後もこの傾向は続いた。
決勝Tは32人が進出。決勝Tは派手なスコアはないものの見応えある試合が続き、決勝戦へは8名が進んだ。これといったパターンがない日ではあったが、パターンがハマると2、3匹釣れ続けるという「流れ」を引き寄せたのは澤井美和さん。カウント3程度の表層で立て続けに釣りあげ、終了間際も1尾を追加し、僅差で優勝を手に入れた。
※参考[気象庁ホームページ:2011年10月23日・海老名付近の気象]
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