明け方も4時台にはすっかり明るく、いよいよ夏らしい朝。薄い雲が広がってくれたおかげで気温は18℃に留まり、良いプレイ環境の中で予選は始まった。開始早々は放流もなかったせいもあり穏やかなスタート。フライ池側はスコアは伸びたものの2号池は消沈。この傾向は第2、3ローテまで変わらない。第4ロー手前に放流が入った直後は両池とも釣れたものの、その後は予選前半と同じ調子となった。
決勝1回戦頃になると雨がパラつきだす天候となり、雨は決勝まで降り続いた。1回戦は予選使用池を使い、準決勝はルアー池、決勝は1号池を使用した。決勝は放流こそなかったものの反応はマズマズで状況が合えば引っ張り出せる地合。結局抜けたメソッドがなくコツコツ数を積んでいく展開となり、勝負の行方は1伊藤雄、8青山、10松田の3選手による2尾先掛けのサドンデスに突入。結果3者とも1尾ずつ釣り上げたが、一番最初に釣り上げた伊藤雄大さんが優勝となり、通算7勝と通算成績で大会トップに並んだ。
※参考[気象庁ホームページ:2012年5月25日・さいたま市付近の気象]
※さいたま市の雨量が終日0.0になっていますが、朝霞市では昼ごろ少雨がありました。近隣地域の同日データを参考してください。
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