大会当日の天気は晴れ。朝の気温は10℃と、秋らしい朝を迎えた。
開始早々は太陽が周囲の山に遮られて、日影の寒い時間というのもあるが、虹鱒の繁殖行動も見られて今ひとつ活性が上がらないスタートだった。
また秋口という事で釣れてくる魚も表層からボトムまでオールレンジで反応があり、かえって層の絞り込みもしずらく、かなり難しい予選となった。
決勝トーナメントは16人が進出。1対1の対戦で準準決勝、準決勝を行い、決勝は4人で行われた。決勝前半ファーストヒットは[1]伊藤雄大選手で準決勝の延長後半で好調だったミノーイングパターン。しかし他選手も徐々に追いつき、前半終了時は全員1尾差内と混戦の様相。後半に入って[35]永尾選手が沖のボトムで連取し2本差をつけると、他選手も組み立てを変えて追撃の構えを見せるが、結局1尾差まで詰め寄ったところでタイムアップ。レイクフォレストを地元とする永尾選手が初優勝を手にした。
※参考[気象庁ホームページ:2015年10月12日・群馬県・沼田の気象]
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