管理釣り場利用時のマナー
管理釣り場ドットコムのご利用ありがとうございます。より釣り場を快適で楽しくするために一人一人が心がけたいマナーを紹介しています。
この記事の目次
バーブレスフック(カエシなし針)・シングルフックの使用推奨
バーブレスにすることでリリースの時の魚体へのダメージが軽減します。また人体に刺さったときも抜け易く大怪我に至らずに済みます。おかげ様で2000年頃からの啓蒙活動の結果、現在では「シングル&バーブレスフック使用」は釣り場ルールの基本として定着しました。管理釣り場だけにとどまらずフィールドでも安全な釣りのために推奨したいルールです。
魚のリリースはなるべく水中で
テレビや雑誌、またホームページでの釣果報告でも目にする機会が多く、勘違いしてしまっている方も多いのですが「魚の手持ち撮影は本来NG行為」です。魚体を手で触れたりしてリリースしている方がいますが、それでは魚の抵抗力を弱めてしまいます。
リリースするときは魚体は水中で行うのが基本です。どうしても難しい場合は下で紹介するラバーネット利用も良いでしょう。またどうしても触るときは一旦水に手を浸して手の温度を下げてからなら魚体へのダメージが少なくなります。マレに魚が気絶してしまうことがありますが、その時はちゃんと泳げる態勢が整うまで目をかけてあげましょう。詳しくはこちらをご覧下さい。
ラバーネットは水に浸けておく
近年ではラバーネットが普及してきており、管理釣り場でも積極的に貸し出しを行っています。ラバーネットは初心者でも扱いやすく取り込み時の魚へのダメージ低減にたいへん優れています。ただ使用していない時もなるべく水に浸けておくよう常に心掛けないと太陽の熱で熱くなって魚をすくった時に逆効果になる場合もあるので、特に暑い時期の取り扱いには注意しましょう。
後ろを通るときは「通ります!」と一声
よくフライのバックキャスト中に、あやうく人を釣りかけているところを見ます。十分な通路スペースがない場所を通るときはフライマンの後ろを通る側も一声かけるようにしましょう。声を掛けられる側も決して悪い気はしないものです。
水際での喫煙はしない
水に溶けたタバコの害はもはや一々書くまでもありません。魚への影響や水質汚染の原因にもなります。いつでも魚を持ち帰る環境を整えておきたいものです。現在では分煙文化も根付いてきており、喫煙スペースを設ける釣り場も増えてきました。喫煙の際は喫煙スペースを利用するようにしましょう。
必要以上のスペースは確保しない
たとえば一人で釣り場に来て、バッグやロッド、ロッドスタンドやネットを横一列に並べて釣りをしていたらどうなるでしょう?当然そのあたりには他の人は入りにくいですよね。管理釣り場は一利用者が独占して良い場所場ではありません。必要以上の場所取りはやめましょう。
キャストする方向には気をつける
上記にもありますが管理釣り場は公共の場です。強風で煽られたり、ミスしてしまった場合はともかくとして、隣の方との間隔が狭い場合はキャストする方向には気をつけましょう。ミスキャストしてしまったら、隣の方に声を掛けて回収してキャストしなおす余裕を持ちましょう。