朝の気温は8℃台とこの時期にしては肌寒い朝。天候は晴れ。水色は底石が見える程のクリアー。穂高の雪渓が残る山々を眺めながらの大会となった。
予選はABC3回戦Wジャッジ方式。総釣果の多い順で上位3名が決勝に進出する。前半第1ローテは恒例の爆釣タイムで池のあちこちで竿が曲がる。15分過ぎあたりから南側Cエリアが息切れてくるも釣果が伸びた時間帯となった。続く第2ローテからは活性のある魚を探していく展開。前日にレギュラー放流されていたブラウンが働いて数が伸びた。途中放流はなかったものの予選中はピーカン、クリアーという状況の中でも活性がある魚が残り、こまめなルアーチェンジで後半も数を重ねた選手が決勝に進出した。
決勝トーナメントには18人が進出、準決勝8人、決勝4人で行われた。 決勝戦は風上側になって厳しい展開とな状況となった。クランク、マイクロスプーン、ボトムと各選手ともこまめなルアーチェンジを繰り返しながら前半[2]出口昇選手が3本、[4]迫口選手が1本で折り返す。後半になって迫口選手も3本返したが、出口選手も2本を追加し1本差で逃げ切り。今期2勝目、通算15勝目を挙げた。
※参考[気象庁ホームページ:2017年6月11日・長野県・穂高の気象]
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