朝の気温は17℃。空は霞がかったように薄雲がかかり、風はなく極端に暑くはならなそうな天気となった。一方で池はというとハーブの里らしいクリアな状態から、気持ち色が入った感じのステイン。そんな状況下で大会は始まった。開始早々第1ローテは[4]前田選手の30本を筆頭に20本台が9人出る爆釣タイム。続く第2ローテは活性が落ちてきたというものの、10本以上がが3人出るなどそこそこ反応が残った。第3ローテ以後は徐々に活性は落ちていくなか、水が動いている場所を確保しながら戦っていく展開となった。
決勝戦へはABC前後半各組x3人で18人が決勝トーナメントへ進出。準決勝3人中1位が決勝戦へ進み。決勝戦は6人によって争われた。準決勝戦の頃から空は黒い雲で覆われ強い南風が吹き出し、決勝戦開始直後は弱い雨も降り出した。決勝前に放流が入ったものの活性にはさほど影響を与えず、淡々と探っていく展開となった。[2]佐藤圭選手は第1ローテに4本、第2ローテに3本、第3ローテに1本と着実に数を伸ばし、2位に2本差をつけ勝利し、前回のFF中津川大会に続き連続優勝となった。
※参考[気象庁ホームページ:2016年6月19日・長野県・穂高の気象]
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