気温は4℃台と春先とは云えまだ寒い朝。天候は快晴、水は底石が見えるものの藻混じりのステインという状況で大会は行われた。
予選方式は6人1組による総当たり戦(全15戦)。先取り5本で勝利で勝ち点上位2名が決勝戦に進む方式で行われた。予選開始直後は放流があったものの冷え込みのためか緩やかな活性の中でのスタートとなった。南側の釣り座は放流カラーへの反応もあり比較的釣果が伸びたようだ。
第4戦後に途中放流が入ると南北両サイドの釣り座とも釣果が伸びるが、雲ひとつない快晴+風が入りにくい地形という状況もあって、活性は徐々に鈍化していくが、第10戦頃から時より風が水面を揺らす程度に入り出すといくらか活性が上がり、北側では巻き、南側はボトムの反応が良かったようだ。
[予選結果表PDF]
準決勝へは各組上位2名x6組で12人が進出し決勝戦は10分x3ローテで6人によって争われた。第1ローテは[22]諏訪選手が3本を取りリードするものの第2ローテでフックインストラクター[24]狩野選手が一気に逆転とワンチャンスで試合がひっくり返る展開に。最終ローテで再び諏訪選手が逆転に成功するものの狩野選手もすぐに1本追加し、やすやすとは逃がさない。結局同数のままサドンデス戦に突入。
サドンデスは2本先取り戦。開始早々狩野選手が1本を取り先行。後がなくなった諏訪選手も1本を返すがタイムアップ。結果狩野選手が勝ちとなり。16年中之沢大会以来の優勝を手にした。
[決勝トーナメント表PDF]
※参考[気象庁ホームページ:2017年3月5日・群馬県・前橋の気象]
※HOOKは赤城山南面で市内より2度ほど温度が低がります
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