週中から季節が戻るような寒さが戻り、朝の気温は1度とこの時期にしては寒い朝。この寒さが釣果に影響しないかが懸念されたが、蓋を開けてみれば前日放流の魚が働き、予選最初から好調の滑り出しとなった。この好調が予選中持続し、特に各前半組の決勝進出ボーダーを大きく押し上げる要因になった。決勝は11時過ぎからスタート。全体でポツポツ竿が曲がる程度の活性が続く中、1本をめぐって、上位が激しく入れ替わるシーソーゲームに突入。その息が詰まりそうな雰囲気の中を、1gスプーンとプラグを使い分けながら数を伸ばしていった赤羽根さんが地元で初優勝を飾った。
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