前日からの陽気で池の水温が7℃と5月下旬並みまで上昇し、水質もクリアーで非常にコンディションの良い状態で大会を迎える事が出来た。予選開始後から瞬発型というよりは持続型の活性で、30分間を釣りきる選手が多かった。途中休憩後はボトム付近の活性の高い魚を探す時間帯になった。やや場所ムラはあったが全く手も足も出ない状況までにはならなかった。決勝は12時過ぎ頃から全池を使い、水門からアウトまでの左右でローテーション。日射は高かったがボトム付近は活性が残っており、ボトムレンジでの腕比べの様相となった。上位が1尾差が並ぶ緊迫した争いは、結局決勝で10尾を釣った2人で今年初の決勝延長戦に突入することに。決勝延長は場所を桟橋上に移しての1尾早がけ戦。最後まで落ち着いてクランクを引きたおした地元、栗田さんが粘り勝ち初優勝を飾った。
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