梅雨明けを思わせる雲ひとつない好天。早朝から気温も30度近くまで上昇という、選手には厳しいコンディションの中大会ははじまった。予選1回戦1組開始後は、ヒット中の魚が暴れるとナブラが出来る場面もたびたび発生するくらい活性が高く、ランディングに手こずる選手も見受けられた。しかし1回戦2組目からは池も徐々に落ち着き、表層付近を中心に良く釣れる大会となった。
決勝トーナメントは10時頃からスタート。放流こそなかったが池の活性は続き、短い時間内でも淡々と釣れ続く地合いを維持した。集中力を最後まで切らさず決勝3試合で23本を釣りあげた佐藤卓司さんが貫録を見せ通算4度目の優勝を飾った。
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