当日の天気は雨予報だったものの現地はなんとか雨粒が落ちてこない曇り空。周囲の山々は紅葉の時期を迎えるも、薄暗い空の下では今一つ映えないといった中、予選は始まった。開始直後はスローなスタート。駐車場側〜水門にかけてはポツポツ釣れるも反対側の山側は反応いま一つ。第2、第3ローテも同様な展開。第4ローテ前に放流が入ると居付きの魚にもようやくスイッチが入り爆釣タイムに突入。特に水の流れの中や、水門周辺などが好調となった。第5〜6ローテにかけては徐々に活性も落ちて行った。
決勝戦は18人が進出。予選のA・Cエリアを使用した。決勝前放流も入り開始早々はお祭り状態も釣れ続いたのはCエリア。特に水門周辺は長く続いた。また前半〜後半にかけて両サイド端に釣果が集中。
そんな地の利も後押ししてか後半戦、両端にポジションを取った9伊東さんと14ボブさんがそれぞれ最高釣果同尾数でプレーオフにもつれこむ。どちらが勝利しても初優勝が掛かる緊張の中、9伊東さんが1本釣りあげ10分間の延長時間が終了して優勝決定。
なかなか届かなかった表彰台の頂点にようやく手が届いた瞬間だった。
※参考[気象庁ホームページ:2011年11月6日・山梨県・大月付近の気象]
|