朝から薄い曇を透かして太陽が見えるというぱっとしない天気。風もほとんどなく水面も鏡のよう。予選は前日放流の割には穏やかにスタート。淡々とどこかで竿が曲がる状況が続くが、釣れる魚が25cm〜60cmオーバーと入り混じり、ランディングに手こずる選手が多くみうけられた。日が出てきた第2、3ローテが釣果のピークになり、その後はやや活性は落ち着いていくもアタリは多数あったようだ。
決勝は16人で行われた。マズマズの活性の中でどのポイントを攻めてもそれなりの手ごたえがあったようだが、限られた50分の時間の中で効率のよい方法を見つけ出すかが決勝の勝負のカギとなった。そんな16通りの作戦が交錯する中で、去年同様ポッパーをトップでスプラッシュさせ、魚の活性を引きだしながら数を伸ばした菊地宣男さんが21尾と抜けだし、去年同会場表彰台2位のリベンジに成功した。
※参考[気象庁ホームページ:2010年11月14日・津川付近の気象]
|