管理釣り場を始めたけども、どんな靴を履いていったら良いかわからない。という人むけに、主に寒い時期12月~3月上旬頃の晴れている日の管理釣り場で履かれている靴をピックアップしてみました。
冬場の管理釣り場で履かれているシューズ
スニーカー
やはりカジュアルウェアで気軽に楽しめるのが管理釣り場(エリアトラウト)の良いところです。冬でも晴れていて地面が固く整地されている状態ならスニーカーで出かけても全く問題がありません。可能であれば地面から拾う冷気を遠ざける意味でソールが厚いものが良いでしょう。当サイト調べでは約【3~4割】は冬でもスニーカーを着用して釣行しています。
スニーカー履きの注意点は日陰の残り雪、霜などで水分で地面が軟化した場所では汚損の原因になるので注意が必要です。
アウトドアシューズ
冬場に限らず通年でアウトドアブランドの靴で管理釣り場に出かけるのは、地面がどんな状況であっても対応できるので選択としては安牌といえます。当サイト調べでは約【3~4割】程度がアウトドアシューズを着用しています。
通年でいろいろな管理釣り場に出かけたいという方に向いています。ただしアフターでどこか立ち寄ったり、長時間の運転をするには向かないので、運転用やアフター用に別途靴を用意しておくといいかもしれません。
防寒靴
防寒靴は裏起毛など温度保持に優れ、特に冬場の低温時に対応しているシューズです。氷点下になりやすい北関東以北の釣り場などに出かける際は、あると重宝します。特に桟橋釣りなど池や湖の上で釣りをする際は足裏が冷えないので良いでしょう。当サイト調べでは冬場の約【3割】程度は防寒靴を着用しています。
防寒靴は着用の対象となる期間が短いので、通年で靴一足分の保管スペースを余計に確保できる人向けです。
管理釣り場の靴選びの注意点
靴色は発色が良い色物は基本避ける
基本的には渓流魚全般、ルアーフィッシングの対象魚になる魚は”色を認識”しています。(科学的な裏付けはありませんが、経験則で色によって釣果が変わる事は一般的に知られています)。発色が良い色を魚に見せると、それと同じ色のルアーやフライがスレるとも言われているので「色選び」は注意が必要です。
スニーカーなどでは特にランニング用など発色のいい蛍光色が用いられているシューズは避けた方が賢明です(エリア用ルアーでは蛍光色は採用されやすい色)。またアウトドア系の靴であっても登山靴の中には明るめのカラーバリエーションの靴もあるので、そういった見栄えする靴は避けた方が良いでしょう。
明るい色の靴はなるべく魚に見せない工夫を
白などスニーカーなどでよく使われている色です。明るい色の靴の場合、しゃがんだり水際に立たないようにするなどの工夫をすることで魚へ与えるプレシャーをかなり低減する事ができます。
また発色が良い靴やパンツ、上着を着ている場合は水際から一歩ひいた位置で行動するようにすれば服色の効果は低減されると言われています。
プールフィッシングでは靴のレギュレーション設定がある場合も
冬場のプール遊休期間を使った「プールフィッシング」も近年広がりを見せています。底がフラットなサンダルなど、滑りやすい靴を通年で使用禁止しているプールもありますので、靴裏のソール形状には注意が必要です。
まとめ
冬の管理釣り場に履いていく靴ですが、元々カジュアルに釣りを楽しむ施設ですので、特に靴は気にせず気軽に利用して大丈夫です。「発色の良い蛍光色の靴は可能であれば避ける」という事だけ頭の片隅になんとなく覚えておくといいかもしれません。もし新たに釣り用の靴を購入を考えているなら、記事中に上がっているようなナチュラル系の色、またはグレーが入った中間色などが無難な選択となります。