ダブルジャッジ

エリアトラウトの大会運営方式の1つ

 「ダブルジャッジ方式」「ダブルジャッジ・ローテーション方式」とは、エリアトラウトの大会において選手と審判を交互に行う運営方式の事です。主に池を周回するローテーション方式での予選で採用される事が多い。ここでは管理釣り場ドットコム主催の場合の流れを説明します。
[ エリアトーナメント / チャレンジカップ ]

①受付

受付時にクジを引く(1~40まで入っています。参加人数によっては同じ番号が複数枚入っている場合があります)

※「②エリア入場」の順番を決めるための仮抽選です。

②エリア入場時

● ①受付で引いたクジの数字の若い順番で(クジの数字が複数枚入っている場合はゼッケンの若い選手が優先)、最初に入場するエリアと「前半」「後半」を選択します。その際、選択した入場エリアのカードを上から順番に1枚だけ取っていってください。

入場時は後半カードを選んだ選手だけに「予選集計用紙」を渡します。前半カードを選んだ選手にはお渡ししません。「前半」「後半」の選手が1枚の予選集計用紙を共有して使います。

③エリア入場後

● 選んだエリアに入場後、カードの同じ番号の「前半」「後半」が予選中ペアとなり、予選中は選手と審判を交互に行います。(参加人数が奇数でペアにならない選手は運営が付きます)

● 前半の選手は前半欄に、後半の選手は後半の欄にゼッケン番号と名前を記入してください。

● 第1ローテーションは「前半」の選手が釣り、「後半」の選手が審判です。第2ローテーションは「後半」の選手が釣り、「前半」の選手が審判となります。以後奇数回は「前半」、偶数回は「後半」の選手が釣りとなります。

● 入場は指定の区画に指定の人数が入ります。優先入場順は第1、第2ローテーションは入場カードの番号順。第3ローテーション以後は「次回待機ポイントに並んだ順」で次回優先入場となります。

● 後半の選手が釣りをする際は前半の選手に「予選集計用紙」を渡してください。

ダブルジャッジ方式の予選は、「前半」と「後半」の選手間で得点を競うわけではありません。あくまで予選中のバディです。

スコアの記入方法

● 試合中は「正」の字で加算。そのローテーションが終わったら審判は選手と数を確認後、数字で記入します。

予選終了後

● 「予選集計用紙とバインダー」、「予選入場カード」を運営まで提出ください。

ダブルジャッジ方式は各エリアの「前半」グループ間、「後半」グループ間内で得点を競います。
(グループ例:「A前半」「A後半」「B前半」「B後半」)
各組上位3~5割(参加人数による)が決勝戦進出となります。勝ち上がり数は当日朝のミーティングで発表します。

審判時の注意点

● 雨予報の時は予め傘を用意しておくと良いでしょう。

ダブルジャッジ方式の戦い方

「ダブルジャッジ方式」「ダブルジャッジ・ローテーション方式」は釣りの技術はもちろんですが、次の釣り場所を確保していく作戦の組立ても重要になります。各回終了10分前から早上がりする事で次回の優先入場権を得る事ができます(次回待機ポイントに並んだ順に次回エリアの好きな場所に入場可能)。
 上手な立ち回りで上位を目指しましょう。

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