東海周辺の冬季キャッチアンドリリース区間
このページでは東海周辺のトラウトを対象とした冬季キャッチアンドリリース区間を紹介しています(通年C&R含む)。キャッチアンドリリースとは釣った魚を持ち帰らない釣りのスタイルです。より多くの人が釣りの楽しみを共有できるように、釣った魚を持ち帰らず再放流(リリース)をする事を指します。
当初は一度釣ってしまった魚を再放流しても再生率は必ずしも高くはありませんでした。当時釣り人のリリースの技術がまだ未熟だったことや、専用の器具がまだ発達していなかったのがその理由として挙げられます。
1990年代頃からバーブレスフックへの移行(カエシを潰すなどを含む)といった啓蒙活動やルール作りなどが行われ、再生率が高まった事で徐々にこの考え方は浸透してきました。また2000年代前半頃からラバーネット、魚に触れずに魚の口から針を外すリリーサーの普及と改良などにより再生率は飛躍的に高まりました。こういった運動を経てトラウトフィッシングは釣り業界の中でいち早く、すべての市販品の「基本バーブレスフック化」を達成するに至りました。
管理釣り場と違い、渓流キャッチアンドリリース区間は準備する「装備」が増えます。春夏と同様に雨が降ったら河川は増水しますので「長靴」または「ウェーダー」の準備が必要な場合があります。また冬場の山中は日が傾く時間も早く、山影に入ると冷え込みが厳しいのでしっかりした防寒対策は必須です。
11月の注意点
夕方が早くなります。日が山影に隠れて冷え出す前に帰り支度をはじめるのが良いでしょう。15時までにあがる準備をおすすめします。
12月、1月の注意点
朝の水場は凍結している場合があります。特に日陰の岩場、コンクリート、金属板の上など移動する場合は、注意して歩きましょう。10時近くから釣りはじめると比較的安全です。山深い釣り場は15時までにはあがる準備をすませましょう
河川の釣りは台風・豪雨被害、また渇水などで状況が変わる場合がありますので、必ず最新情報を確認の上、釣行計画を立ててください。