円安に加え養殖魚の飼料の原料となる魚粉の高騰により、トラウト類の価格が大幅に値上がり方向に振れている、との情報が各方面から寄せられている。
上記から4月以降の魚の仕入れおよび魚のコンディション維持のための飼料も価格上昇は確定。いくつかの釣り場は発表済みであるが、加えて消費税アップも含めて今後も料金を値上げする釣り場が多くなると思われる。
これまで管理釣り場の釣り料金は各釣り場の企業努力により割安に抑えられてきた。
釣り料金に関して言えば15年程変わっていない釣り場も多いのが現状である。
言い方を変えれば、養魚場、管理釣り場オーナーはその間ずっと身銭を切ってきたのである。
今回の魚価上昇に伴う釣り場料金の値上げニュースはアングラー諸氏には頭の痛い話ではある。
しかしこれをきっかけに釣り場の経営が適正化され放流量を維持してもらえばそれだけ釣り場の魅力が上がるということ。
よく行く釣り場が値上げとなってしまっても、アングラー諸氏にはご理解を頂きたい。