関東の渓流トラウト・ルアーフライC&Rエリア

関東おすすめC&R区間
 2024年関東の渓流トラウトキャッチアンドリリース区間が3月上旬頃から続々と解禁を迎えます。00年代初期頃から魚体数維持の観点からキャッチアンドリリース区間を設ける渓流釣り場が増えてきました。今やエリアの基本となっているシングル&バーブレスの渓流釣り場ですので管理釣り場ファンも馴染やすいルールかと思います。釣った魚体をなるべく痛めずリリースすることで魚体の回復力を高める事。釣りの喜びをアングラーで分かち合い、思い出だけを持って帰るのがキャッチアンドリリース釣り場の良い所です。

● 現在2023年の解禁日~と2024年春解禁が混載されています。分かり次第更新します。今シーズンは飼料価格高騰による魚価値上げで価格改定を行う漁協もあります。
 春秋で放流内容が異なったり情報開示時期がずれる事から、従来の「春解禁C&R区間」と「冬季C&R区間」のページを分割しました。
関東地方の冬季C&R区間の情報はこちらをご覧ください。

2024年関東の渓流トラウト・C&R区間

栃木県

箒川C&Rエリア

C&Rエリア 関東

2024年
 塩原漁協が管理する箒川C&Rエリア。ルアー・フライ・テンカラ専用エリアです。バーブレス&シングルフックのみ使用可能です。2021年から現場附加料金が大幅に上がったので遊漁券はかならず事前購入する事。ファミリーマート塩原店が24時間対応。
解禁期間:2024年3月2日~2025年1月14日
解禁時間:午前5時~
日釣券 :解禁3日間は4,000円。以後2,500円
塩原漁業協同組合
(画像出典:塩原漁業協同組合)

男鹿川C&R区間 川治地区

C&Rエリア 関東

2024年
 川治温泉内を流れる男鹿川(おじかがわ)に設置されたC&R区間。フライ、ルアー、テンカラ専用区。シングル&バーブレスオンリー。ビクやクーラーボックス等まぎらわしい物は持ち込み禁止。
解禁期間:3/21~9/19
解禁時間:午前5時~
日釣券 :渓流魚日釣券2,000円/現場4,000円
おじか・きぬ漁業協同組合FACEBOOK
(画像出典:おじか・きぬ漁業協同組合)

男鹿川テンカラ専用C&R区間・フライ優先区 三依地区

C&Rエリア 関東

2024年
 入山沢合流点より上流見通第一えん堤までの約2kmの区間。リール使用不可。シングル&バーブレスオンリー。ビクやクーラーボックスは持ち込み禁止。三依渓流釣り場の上流にフライ優先区新設。
解禁期間等は男鹿川C&R区間と同じ
おじか・きぬ漁業協同組合
(画像出典:おじか・きぬ漁業協同組合)

湯川C&R区間

C&Rエリア 関東

 奥日光の湿原、戦場ヶ原を流れる湯川は日本国内におけるフライフィッシング発祥の地とされています。カワマス(ブルックトラウト)、ホンマス、ヒメマス、ニジマスが対象魚となります。鑑札はC&Rは赤沼茶屋が便利。
解禁期間:例年5/1~9/30
解禁日:午前5時~(解禁日3,000円 / 5/2~ 2,000円)
全国内水面漁業協同組合連合会日光支所

群馬県

神流川C&Rエリア

C&Rエリア 関東

 上野村漁業協同組合が管理する神流川C&Rエリア。「上野村役場前区間」と「ヴィラせせらぎ区間」が通期のC&R区間、「川の駅特設区間」が期間限定C&R区間です。釣り券は「道の駅」「川の駅」の自動販売機で24時間購入可能です。ウェーダーがあれば便利ですが、なくても管理釣り場的に楽しめる釣場です。
解禁期間:例年3/1~9/20
解禁日 :午前6時~(日釣り券2,500円)
上野村漁業協同組合

埼玉県

秩父漁協・荒川水系

C&Rエリア 関東

 秩父漁業協同組合が管理。1日8名までの利用でゆったりと楽しめるフライ専用のC&Rエリア。
解禁期間:例年3/1~9/30 8:00~ 現場3,000円(店売1,800円)
荒川本流【冬季】2022年12月1日~2月末日 9:00~ 2,500円
秩父漁業協同組合

神奈川県

早川渓流釣りC&R区間

 箱根早川漁協が管理。風祭魚道~旧早川橋間。フライ、ルアーともにシングル&バーブレスのみ。
C&R区間:例年3月1日~5月31日まで
(渓流全域:~10月14日まで)
日釣券現場売2,000円 / 店売:1,300円
 箱根早川漁協FACEBOOK

山梨県

小菅川C&Rエリア2023春夏

C&Rエリア 関東

2024年
 1999年3月に誕生したC&R区間の先駆け。奥多摩湖バックウォーターから東部森林公園までの約2kmにわたる水源域を楽しむ釣り場です。フライ、ルアー、シングル&バーブレスオンリー。鑑札はコンビニ各社の店内端末機で購入可能です。
C&R区間:2024年3月2日(土)正午~9月30日 日釣1,000円(現場1,500円)
冬季釣り場:2024年11月1日~翌2月末日
小菅村漁協

渓流釣りの注意点

 管理釣り場と違い、渓流キャッチアンドリリース区間は準備する「装備」が増えます。まず雨が降ったら増水しますので「長靴」または「ウェーダー」が必要です。


 2月頃から徐々に朝日が昇る時間は早くなるのですが、平野部とちがい山影は場所によってはなかなか日が当たらず朝のうちは冬場同様に寒い事があります。防寒は冬場と同じ準備で臨みましょう。しかしながら日中陽が差してからは防寒着を着ていると天気によっては暑く感じる事もあります。その際汗をかいてるとまた冷たい風がぴゅーと吹いた瞬間にからだの体温調整機能がくるい、体調を崩す事もあるので「着る枚数で体温調整する」など日中の体温管理に気をつけて釣行ください。
 午後も場所によっては日が陰る時間も早く、気温が一気に低下しますので注意しましょう。
 不思議と渓流トラウトC&R区間の近くには日帰り温泉などがある事が多いので、じっくり温まってから帰路につくのも良いでしょう。

 まだ寒暖差が残る時期。標高が400mを超えるような場所は冬の支度が必要です。早朝の竹藪などはタケノコ目当てのイノシシなどに注意。

 日が高くなり日中は真夏を思わせる暑さになる事もある一方で、上空には寒気が残る事もあり天候の急変や突風、落雷が起こる事もあります。また河川によっては雪解け水(雪代、ユキシロ)で水量の増加、低温化に注意。5月中半頃からクヌギなど蜜を出す木々は、スズメバチなどが餌場にしやすいので晴れた日の日中は近づかないようにする。

 場所によってはヒルが出てくる時期ですので暑くても長袖が望ましい。クヌギなど蜜を出す木々は、スズメバチなどが餌場にしやすいので晴れた日の日中は近づかないようにする。6月後半からは蚊やブヨ、アブなど虫よけが必須なシーズンです。

解禁時期は場所選びが大事

 管理釣り場で言えば放流直後の状態ですので、「魚さえそこにいれば」釣り自体はイージーなのも解禁時期の魅力です。基本的に事前に放流箇所がわかればその場所狙いでOK。(もちろん競争率は高いですが、、、)事前に釣り券を確保し良い場所(良さそうな場所)で凍えながら解禁時間の合図を待つのも渓流解禁の醍醐味です。

 河川の釣りは台風・豪雨被害、また渇水などで状況が変わる場合がありますので必ず最新情報を確認の上、釣行計画を立ててください。またうっかり開始日、終了日を間違えて禁漁時期に漁を行ってしまうと密漁になりますので注意してください。

他の地区のC&R区間の情報

東海地方のC&R釣り場
東海地方のトラウトルアー&フライ キャッチアンドリリース区間
 東海地方(静岡、愛知)のキャッチアンドリリース区間を設置している河川の情報です。
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