釣り用語のボサとは?
釣りの用語
[ 渓流・フィールド用語 ]
渓流の(背の高い)草むら。藪。
言葉の使い方
ボサ川 …夏場のボサの生い茂った川。
ボサを漕ぐ…草を掻き分けて進む事。
ボサ脇を引く… ボサのすぐ横にルアーやフライを通す事。
解説
夏の川に繁茂する密生する背の高い草むら。一見草むらは歩きにくいと思われがちだが、渓流においては根が張って土が堆積されている事が多いので比較的安心して歩ける場所。足元の水深の目安になる事も多い。また背の高い草に自身を隠すことで隠蔽効果を高め、魚にたいしてプレッシャーを低減させなど渓流釣りにおいて役立つ効果もある。
注意点は移動の際はタックルのラインやピンオンリールなど糸をひっかけたり、朝イチの暗い時間に釣行するととクモの巣が張っていたりする事もある。
ボサの生え方で川の深さを予測する
渓流を遡行する時は常に川の深みにはまらないように行動する
上記写真の場合、
● 左側のルートは下からボサが生えているならさほど深くない事が予測できる
● 一方で右側のルートはボサが横から生えてるので深さは不確定
→ 比較的左側のルートが安全そうだ
このようにルート取りを考えよう。行き詰った場合は素直に戻る事も検討しましょう。