アワセ

釣り用語のアワセとは?

釣具の用語

[ 釣り用語 ]
アタリが出たときに魚をフッキングしようとする行為。

他の呼ばれ方

 

解説

 何かしらかのアタリがあったとき、魚をフッキングするための動作です。フライの場合は竿を上げるか、ラインを引っ張るかのどちらかです。ルアーフィッシングの場合は竿を上げる(掛けアワセ)かリールを巻くか(巻きアワセ)のどちらとなります。特に釣手がアワセなくても魚の活性が高いときは魚が勝手に咥えてフッキングに至る場合もあります(向こうアワセ)

エリアトラウトで使われる ○○+アワセ

アワセ切れ(あわせぎれ)

 フッキング時に魚の歯でラインが切れてしまう事。フッキング時にルアーやフライとライン、またはリーダー部の結束部分が切れてしまう事。またはラインやリーダーの強度が不足しており切れてしまう事。
 エリアトラウトの場合は、イトウなど大型の魚が不意に掛かってしまったときに起こるか、そもそも結束の不具合の場合が多い。

追いアワセ(おいあわせ)

 針ガカリが浅い時に、2~3回程度竿をシャクる行為。エリアトラウトの場合は50cm以上の大物が掛かった時に行う「かも」しれない程度。クチの固いギンザケなどは追いアワセするとかえってバレる事が多い。

空アワセ(からあわせ)

 アタリが無くても竿を上げてアワセる行為。

 糸ふけをとる(ラインスラックをとる)のとほとんど同じ行動になります。

 釣り場のポイントに精通してくると、どの辺で魚が喰ってくるのかを経験的に予測してカラアワセてくる人も稀にいます。
【トーナメントなどでは?】
 対戦相手を惑わすために、わざとアタっているようにフェイクでカラアワセ行う人もいます。

聞きアワセ(ききあわせ)

 主にカワハギ釣りなどで使われる事が多い。当たっているかわからない小さいアタリをそっと竿を立ててみて確認する行為。エリアトラウトの場合は冬場のボトムフィッシングなどで、アタっているかどうか微妙な小さいアタリを取っていくときなどに使われる。

向こうアワセ(むこうあわせ)

 魚の活性が高い時に、魚の方が勝手にフックに掛かってくる事。エリアトラウトの場合は、魚の活性が高い時にフッキング後、反転していくときが向こうアワセ。
 

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