11月10日(日)群馬県前橋市、群馬フィッシングセンター中之沢で行われたエリアトーナメント2019第17戦(最終戦)の大会データ、大会の様子をまとめています。谷原祥太選手がチェイサー(FOREST)やハント(NEW DRAWER)を使い、見せ方の変化でマスを飽きさせないよう誘い、初参加&初優勝を決めた。2位は原忠選手、3位は荒井章選手、吉田俊一選手でした。
大会の様子
大会データ
予選
朝の気温は7℃。天候は快晴。11月のクリアーな釣池は秋の深みを増す赤城山地蔵岳を映し出す。予選は5人1組による総当たり戦(10回戦)の勝ち点を競う方式。中之沢ルールを取り入れ、最大15分間の先取り5本という特別ルールで行われた。
予選第1回戦は放流回。放流魚は20cm前後の揃ったサイズでスタートから素直に反応。スプーン放直色の手返し勝負で平均試合時間4分の決着となった。続く2回戦も放直~セカンド付近で数を伸ばしていく試合展開。3回戦からは「快晴」「無風」「クリアー」「秋のタナボケ」という要因も重なり極度にシビアな展開に。中層の回遊を待って粘るか、薄い反応のボトムで粘るかのガマンの釣りとなった。
[予選結果]※PDF
決勝戦の展開
決勝トーナメントへは14名が進出した。準決勝は15分間の1vs1の対戦。開始前に放流を行うとこの時間は数が伸びる時間となる。決勝戦には準決勝を勝ち上がった7人が進出。決勝戦の頃になると僅かに風が出はじめて水面を揺らすようにはなるが、晴天のクリアコンディション、プレッシャーが高い状態が尚続く。決勝戦は釣り池を上流側、下流側の2エリアに分け、前後半15分ずつ、交互にローテーションで総釣果を競うルール。決勝戦前半、上流側に入った[12]谷原選手が軽量ルアーを見せ方に変化をつけて誘い、放流魚の残りを丁寧にとり数を伸ばす。次いで[22]原選手が3尾、荒井、吉田選手が2尾で続く。エリア交代後の決勝戦後半は釣果は伸び悩む。結局[12]谷原選手がそのまま時間を消化しきって優勝。エリアトーナメント初参加、初優勝を決めた。
[決勝結果]※PDF
優勝者インタビュー
決勝戦の様子
大会ページ
釣り場の詳細
協賛
過去の大会
【傾向】
標高530m赤城山中腹に位置する釣り場。水温は上がっても18℃までと言われている。2019年は11月開催。2018年は5月開催。2015年~17年は夏開催。放流は同じ水を使った奥のストック池からの放流。