7月21日(日)長野県池田町、ハーブの里フィッシングエリアでおこなわれたエリアトーナメント2019第13戦の様子をまとめています。小坂啓二郎選手がタフコンディションになった決勝戦で得意のマイクロスプーンで初優勝を手にしました。2位は関谷和之選手、3位は北沢拓也選手、塩澤祐造選手でした。
表彰台
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優勝:小坂啓二郎さん
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2位:関谷和之さん
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3位:北沢拓也さん
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3位:塩澤祐造さん
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ラーメン賞
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表彰台
大会成績・データ
ウイニングタックル
優勝:小坂啓二郎(こさかけいじろう)/ Keijirou Kosaka
TACKLE-01 for Micro spooning
【ROD】Lansa Distancia (YARIE)
【REEL】’12 Exist 2004 (DAIWA) – Funnel 40mm tune (ZPI)
【LINE】Ester 1.8lb(YOTSUAMI)
【LURE】PIRICA More1.0g(YARIE) #8Hook
予選
朝の気温は20℃。どんよりとした梅雨の曇り空。池の水は底石が見える程透明度は高く、チェイスする魚も確認できるクリアコンディション。予選は3人1組の総当たり戦(3回)を2セット行い、総合の勝ち点を競う方式で行われた。
予選第1回戦は放流効果もあり放直スプーンでの手返しを競う時間。2ケタ釣果が続出する時間となった。それでも放直カラーの上め一辺倒の単調な放流回にはならず、カラーやサイズのローテーションあるいはレンジに変化をつけるなど、何かしらか変化を入れた方が数が伸びたようだ。予選第2回戦からは雲が途切れだし、雲の隙間から太陽がのぞく。気温は上昇、梅雨の晴れ間、クリアコンディションの釣りに変化する。日射の加減で魚の浮き沈みもあり、「クリアーコンディション」「無風」という状況が重なり、釣り難しい時間帯となった。こうなってくると我慢強くマイクロスプーンで上を引くか、ニョロ系クランクをゆっくり引き、あるいはリフト&フォールやシェイキングといったボトムメソッド。この辺りを試しながら数を伸ばす選手が目立った。
予選第4回戦は対戦グループ組み換え後開始。この時間は梅雨の晴れへと変化。時より風は吹くものの水面を揺らすまでには至らず、釣り難しい状況は続く。4~6回戦はハイプレッシャーの中行われ、釣果は伸び悩んだ。この時間帯はマイクロスプーンかボトムをリフト&フォールする選手が多く見られた。
決勝戦の様子
決勝トーナメントへは予選上位12名が進出。準決勝を経て決勝戦は6名、10分x3ローテで行われた。決勝戦の時間も梅雨の快晴、無風の中で行われた。決勝第1ローテは[11]小坂選手が3本マイクロスプーンで取り、[12]塩沢選手が1本を取って第2ローテへ。第2ローテは[5]北沢選手、[28]関谷選手が共に1本ずつ取り第3ローテも関谷選手が1本追加するに留まり、結果[11]小坂選手が逃げ切り初優勝を手にした。
優勝者インタビュー
決勝戦の様子
大会ページ
大会概要
日 時 2019年7月21日(日)
受 付 6:00-6:30
大会時間 7:00-13:30頃
釣場電話 0261-62-7705
募集人数 60名
参加費用 6,300円(※1日釣券付き・傷害保険込み)
●大会形式
【予選 】
・ダブルジャッジ・ローテーション
・受付時に引いたくじの番号の若い順に各エリアへ入場します。
・予選の試合時間は25分
・ポンドをA・B・Cの3つのエリアに分け前半スタート組、後半スタート組に分かれ順番に回り釣果数を競う(25分×6ローテーション)。
・決勝トーナメントへの勝ち上がりは各グループの概ね4割(4の倍数人)
・予選の勝ち上がり同数の場合はサドンデス戦(10分間先取り)を行う。
【決勝 】
・決勝トーナメントの試合時間は24分。最終の決勝戦は30分で行う
・参加人数に応じて、準準決勝または準決勝スタート
【備考欄 】
・大会当日の池の状態で内容を変更する場合があります。予めご了承下さい。
過去の大会
【傾向】
安曇野の北アルプスを水源とする豊富な水量を誇る釣り場。換水が早く基本的にはクリアコンディション。夏場は風はあまり吹かない。晴れると難しくなる傾向あり。