エリアトーナメント2019 第12戦グリーンパーク不忘は松本選手が4年ぶりの優勝【大会結果】

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 6月30日(日)宮城県白石市、グリーンパーク不忘で行われた大会の様子をまとめています。松本文雄選手(ノマディックコード)がサドンデスまでもつれ込んだ接戦を制し、4年ぶりの優勝を手にしました。2位は関根健生選手、3位は伊藤正樹選手、平島武宏選手でした。

大会の様子

予選の展開

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 朝の気温は15℃。標高600mのGP不忘は朝から雨。周囲の山も乳白色の低い雲の中に隠れ、雨に濡れた深緑の森林を映し出していた。池の状況は前日からの雨で土砂交じりの水が流入して茶色のマッディ気味。予選はABx2エリアをまわり75分間の総釣果で競われた。開始早々の第1ローテは前日放流の魚はそこそこの活性を見せる。爆発的な活性ではないものの、放直カラーで池のどこかで竿が曲がっているという持続的な状況。時折、居着きの60cmクラスがいい反応を見せてドラグ音を響き渡らせる場面も見られた。第2ローテ頃になると活性はひと段落してひっぱり出す釣りの時間帯に。池色が濃いのでカラーは落とさずセカンド程度までのアピール色で中層クランク、1g前後のスプーンで表層、ボトムなどレンジを刻む選手が目立った。
 第4ローテ開始前にGP不忘のダイナミックなトラクター放流が入ると活性が一気に上がる。放流直撃カラーのスプーンで飛躍的に釣果が伸び、25分で最大17尾の釣果も飛び出す結果となった。第5ローテ頃になると雨足が一旦強くなるが魚の反応は引き続き良く、パターンがハマると2尾、3尾と連続で取れる時間となった。

決勝の展開

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 決勝戦は各組上位3名、計12名が進出した。決勝前に放流はなかったものの予選後半の波を引き継ぎ、スプーン、プラグいずれでも強気のカラーでの反応が良かった。決勝前半は[13]佐藤実選手が5尾を取り、[4]松本、[21]平島選手が4尾で続き後半へと折り返す。後半[4]松本選手もスプーン中心で4尾を追加して合計8尾としたものの[23]関根選手が6尾を追加して8尾。勝敗は2名によるサドンデスにもつれ込む。サドンデス開始直後[23]関根選手が先に1本取るも[4]松本選手が粘り強さを見せ2連取で返し逆転に成功。2015年第20戦GP不忘大会以来4年ぶりとなる優勝を手にした。

優勝者インタビュー

決勝戦の様子

大会ページ

エリアトーナメント2019第12戦 グリーンパーク不忘 | 管理釣り場ドットコム

過去の大会

【傾向】
 標高600mに位置する。過去10年で僅かでも雨が降った回数6回。梅雨時期で雨対策は必須。低温で濃霧になる事もある。放流はトラクターによる移動から網での放流。