6月11日(日)長野県池田町、ハーブの里フィッシングエリアで行われたエリアトーナメント2017第10戦の大会の様子をまとめています。強い北風が吹く決勝戦。出口昇選手がアクティミニSTやダートランなどボトムでの釣りで優勝しました。2位は迫口浩二選手(愛知)、3位は栗林正敏選手(長野)でした。
大会の様子
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優勝:出口昇さん
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2位:迫口浩二さん
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3位:栗林正敏さん
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ラーメン賞
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表彰台
大会成績・データ
予選
朝の気温は8℃台と6月のこの時期にしては異例の肌寒い朝。天候は晴れ。底石が見える程のクリアーな釣池は雪渓が残る穂高の山々を映し出す。この日の予選はABCの3エリアを廻るダブルジャッジ方式の総釣果。1ローテーション25分。各組上位3名が決勝に進出するルールで進行した。
予選第1ローテは恒例の爆釣タイムで池のあちこちで竿が曲がる。15分過ぎあたりからハイペース気味に釣れていた南側Cエリアが徐々に息切れてくるも、ABエリアは最後まで活性が持続し飛躍的に釣果が伸びる時間帯となった。続く第2ローテからは活性のある魚を探していく展開。前日にレギュラー放流されていたブラウンが働いて数が伸びた。この日は途中放流はなかったものの「快晴」、「クリアー」という状況の中でも活性がある魚が残り、こまめなルアーチェンジで魚を飽きさせず、後半戦も数を積み重ねた選手が決勝に進出した。
決勝
決勝トーナメントには18人が進出。準準決勝(18→8)、準決勝(8→4)を経て、決勝戦は4人で行われた。 決勝戦はデッキ中央を使用。この時間、風速3mを超える強い北風が吹きだす。強い風を背に受けて風上側からの釣りとなった。クランク、マイクロスプーン、ボトムと各選手ともこまめなルアーチェンジを繰り返しながら前半は[2]出口昇選手が3本、[4]迫口選手が1本で折り返す。後半になって迫口選手は3本を挙げるが、出口選手も2本を追加し1本差で逃げ切り。[2]出口昇選手は今期2勝目、通算15勝目を挙げた。
優勝者インタビュー
出口昇(でぐちのぼる/Noboru Deguchi)
決勝は基本的にはボトム、落として誘う。アクティミニとダートラン。今日は途中で落とす魚が多かったのでフックをAGHOOK8番に変えたら良く取れた。
決勝戦の様子
大会概要ページ
過去の大会
【傾向】
安曇野の北アルプスを水源とする豊富な水量を誇る釣り場。換水が早く基本的にはクリアコンディション。夏場は風はあまり吹かない。晴れると難しくなる傾向あり。