4月12日(日)に行われたエリアトーナメント2015第10戦・瑞浪フィッシングパーク大会の様子をまとめています。優勝は松田憲司選手(東京)2位:吉田一也選手(愛知)、後藤幸樹選手(三重)でした。
大会の様子
ポンドの状況はステイン~マッディ。春に3日の晴れなしと言われる中で、晴れの日の大会開催となった。前日放流が入った予選開始後は意外とスローなスタート。上目で釣れたのはアウト側だけで他は中層の下目付近が目立った。第2、第3ローテは他の選手の釣りを見ながらレンジを合わせていく時間帯。基本スプーンで層を刻んで、レンジが合うと2連3連と続くといったパターンが強かった印象。しかしアタリが止まったシーンでは、目先を変える意味合いでクランクなどを挿しで挟むと好反応するシーンも多く見られ、スプーンテクニックに加え釣果をもうひと乗せするには「引き出しの多さ」も重要な要素だった。
放流後の第4ローテ後もすぐには反応せず、いくらか沈み気味のレンジの探り合い。この日の天候は晴れとはいいながらも春の薄曇り。日射の入り加減で魚も浮いたり沈んだりとレンジ状況が刻々と変化し、まさに「パターンを掴みにくい」春らしい1日だったといえただろう。
決勝戦は24人が進出。4人中2人上がりを繰り返し、この日準決勝まで負けなしで進んできた[1]伊藤雄大選手、[25]足立剛宗選手らを含む6人が決勝戦に進出した。開始直後から[8]松田憲司選手がスローな巻きで数を伸ばすと、その後も安定した釣果を続ける。結果2位[6]後藤幸樹選手に6尾差をつけ初優勝を手にした。3位には[2]吉田一也選手が入り準地元の意地を見せた。
大会ページ
決勝戦・ノーカット版
優勝者プロフィール
松田憲司(まつだけんじ)Kenji Matsuda
東京都在住のアングラー。過去何度も入賞経験があるが、ここにきてようやく表彰台のセンターに!
ウイニングルアー:
クモルアー(Jackson)/トラウトアイランドオリジナルカラー