初心者お助けルアー

セニョールトルネード お助けルアー
 『はじめての管理釣り場で最初の1匹を釣る』。釣り初心者にとっての最大の壁をクリアするのにオススメしたいのが初心者お助けルアーです。1匹釣ってみるとどうすれば釣れるかのイメージがわきやすく次のステップに進みやすくなります。『初心者お助けルアー』は比較的操作が簡単で初心者でも釣り易い実績のあるルアー。ただし釣り場毎にレギュレーションが定められていますので、初心者お助けルアーを使用の際は釣場管理者や使用ルールの確認をしてからご利用ください。

初心者お助けルアーとは何か?

シンプルな操作方法で全くの初心者にも伝えやすいルアー

 全くのルアーフィッシング初心者をレクチャーし1本を釣らせてあげる。この経験した事がある人は、これが非常に時間が掛かる難しい事だという事を知っています。
 初心者レクチャーをする時「ルアーを投げてリールを巻く」という動作の習得にほとんどの時間を割くことが多く、残りの少ない時間でなんとか1本を釣りたい。そんな時にこっそり用意しておきたいルアーが『初心者お助けルアー』です。

シンプルで分かりやすく

 初心者相手でも「ゆっくり巻く」「上下にリフト(上げる)、フォール(落とす)」などシンプルな言葉で指南でき、そこそこの確率で釣らせてあげる事が出来る。それが初心者お助けルアーが便利な点です。

ショップで購入可能

全国のエリアフィッシングコーナーがある釣り具販売店、アウトドアショップでもエリアフィッシングを始めたいといった方にススメやすいタイプのルアーです。だいたいどのお店でも「初心者お助けコーナー」が用意されています。

お助けルアーのデメリットについて

ダメ
 一方で今度は「釣り場側」の目線に立ちますと『初心者お助けルアー』は条件が整った時に熟練者が使用すると爆発的な釣果に繋がる事もあります。条件次第ではいわばチートルアーになってしまうおそれがあるのです。
 釣り場管理者は、多くのお客さんに平均的に釣りを楽しめるよう日々工夫しています。ですので一人だけ爆釣という状況は好みません。「初心者お助けルアー」の利用に関しては各釣り場のルールで規制される事もしばしばある、という事は知っておくと良いでしょう。

管理釣り場ドットコムでは便宜上4種類に分類して掲載しています

管理釣り場ドットコムではおおまかに①スティック形状、②トルネード形状、③フェザージグ類、④豆・魚卵類の4つに分類して、管理釣り場で使用可能かどうかを掲載しています。

実際に各管理釣り場では「お助けルアー」のNGとする部分が微妙に異なる事もあります。また複数要素を兼ねているお助けルアーもありますので、似たようなルアーの形状を使用する際は管理者に問い合わせていただくようお願いします。

トラウト用お助けルアー

①スティック形状

ぐるぐるX お助けルアー
 スティック形状と投げてゆーっくり巻くだけです。あまり早く巻きすぎると回転してしまい糸寄れが出来てしまうので扱いは慎重に。

【短評】
 スティック形状は、比較的どの釣り場でもレギュレーションにかからない形状です。◎
【主なスティック形状お助けルアー】
ぐるぐるX / 鱒ノ小枝(DAIWA) / 鱒の小枝スクリュー(DAIWA) / 鱒ノ筒(DAIWA) /

②トルネード形状

セニョールトルネード お助けルアー

 投げてゆーっくり巻くだけです。あまり早く巻きすぎると回転してしまい糸寄れが出来てしまうので扱いは慎重に。1回釣れると伸びてしまうので、自分の指に巻くなどして巻きなおしてください。「俺の指」という専用品も販売されています。

【短評】
 トルネード形状は、比較的どの釣り場でもレギュレーションにかからない形状です。◎
【主なトルネード形状お助けルアー】
セニョールトルネード / 海鱒トルネード
【自作ルアーは使用前に管理者に確認を!】
昨今100円均一などで自作でビーズルアーを作って持ち込む方も増えていますが、一部の釣り場ではトラブルになる事例も発生しています。市販品トルネード形状ルアーが使用可な釣り場であっても、自作ルアーの持ち込みの際は必ず管理者の確認をとるようにしてください。

③フェザー系

ジグヘッドマラブー
 『フェザージグ』は単純に投げて巻くだけの簡単なルアーです。池の中間層を引いてリールを巻くだけです。時より巻くスピードに変化をつけても良いでしょう。ある程度ルアー自体に重みもあるのでミスキャストも少なく初心者でも扱いやすいカテゴリーです。
 また重さを利用して①投げたあと一旦底まで沈めてから②上下にシャクる縦の動きの釣り方も出来ます。ルアーフィッシングの基本的な横の動きと縦の動きを覚える上で初心者でも扱い易いルアーです。

【フェザー系の注意点】
フェザージグは釣場ルールで使用が禁止されている所が比較的多いので、釣行前に必ず確認してください。
フライ素材のルアーは使用禁止」、もしくは「トレーラー禁止」とルール設定されている釣場では使用前に確認した方が良いでしょう。一般的にルアーの一部に「起毛が使われているもの」はフェザー系として扱われる事が多いようです。
【主なフェザー系お助けルアー】
● フェザージグ系
鱒ノつぼみ(DAIWA) / 鱒ノ華II(DAIWA) / ライトウィング / EGG POMPON(TIMON)
● オクトパスボム
アラベスク・デカベスク・オニベスク(Roblure)

フェザージグを使用可能な釣り場一覧

フェザージグが全面または一部使用可能な管理釣り場
「フェザージグ」を使用可能な日本国内の管理釣り場を掲載しています。フェザージグはトラウト(虹鱒)を対象としたルアーフィッシング初心者でも扱いが容易なルアーです。キャストしてゆっくり巻くだけ。ただし使用禁止されている釣り場もありますので、釣り場レギュレーションや、使って良い場所、条件等を確認してから使用ください。

④豆系・魚卵系

ブング お助けルアー
鱒ノ種(DAIWA) / 鱒もろこし(DAIWA) / ブング(TIMON) / バベル(Roblure) / ジョン&パンチ(Roblure) / MAME / デュアルコア

 基本的には投げて巻くだけですが、①キャスト後一度着底させる必要があります。②そこからリールを半回転(デジ巻き)を繰り返します。池の底から跳ね上げさせて、もう一回着底するまで沈めるイメージです。足元までしっかり巻きましょう。

 ただし底が石(渓流系の管理釣り場など)ではネガカリしてしまうので使わない方が良いでしょう。

【注意点】
豆系・魚卵系は釣場ルールで使用が禁止されている所もあります。釣り場ルールに「フロントフック禁止」と書かれている場合は使えない場合もあります。
使用前に確認した方が良いでしょう
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