2014年プールトラウト・シーズンオープン
東京都・埼玉県の冬場の風物詩となったプールフィッシングが10月上旬から続々シーズンを迎えている。主な釣り場のオープン日は以下の通り。
9月27日(土)
としまえんフィッシングエリア
10月4日(土)
西武園ゆうえんちフィッシングランド
10月11日(土)
さいたま水上公園
10月25日(土)
川越水上公園
11月1日(土)
しらこばと水上公園
加須はなさき水上公園
各釣り場ともに、2015年春ごろまでの営業を予定している。
※詳細は各主催者ホームページで最新の情報と照合してください。
プールフィッシングとは?
屋外プールの遊休シーズンである晩秋~春先までを釣り堀として利用した施設。現在は関東を中心に開催されている。施設の遊休時期の有効利用として最近注目が集まっています。
なぜトラウトなの?
様々な淡水魚がいる中で、なぜトラウト(ニジマス)が選ばれているか?というと「お互いシーズンがかぶらない」というのが大きな理由です。夏場の屋外プール利用は水温が23℃以上となる7、8月がピークとなりますが、一方のトラウト類の適正水温は5℃~15℃(魚種により適正水温は異なる)と秋~GW頃が丁度良いシーズンとなります。また両シーズンの間の前後に丁度1~2か月の施設管理期間を挟む事もでき、お互い良い時期どうしが丁度組み合わさり1年を通じて施設が有効利用できるわけです。
なぜプールは冬でも水を抜かないの?
オープン中以外は水を抜いてカラの状態にしておけば良いのでは?と疑問におもっている方も多いと思いますが、実はプールはオープン中以外にも水を張っていたほうが良いのです。プールの外壁の塗装は紫外線などの影響でジワジワと劣化していきます。カラの状態に比べ、水を張っている時の方がこの劣化を軽減でき、塗装寿命を長持ちさせる事ができるのです。また場所によっては地域の防災用水池としての機能もあるようです。どのプールも夏場の水泳用プール利用前には一旦水を抜き清掃が入ります。この時釣り堀利用をしていてもしていなくても、藻類の自然発生や落ち葉や虫の死骸などの堆積などで相当汚れた状態になっていますのでどのみち清掃が必要なんですね。