ポンドの濁りはステインウォーター。前日冷たい雨が降ったことで状況が変わるか心配されたが、大きな変動はなかったようだ。時期的に川藻が発生しており微妙なアタリを選別しながらという難しいコンディションに加え、予選中はピーカン&ほぼ無風というタフコンディション。1尾を捻り出すテクニックを求められる予選となった。
予選開始後はアウト側を中心に釣果が伸びる。しかし次の第2〜3ローテはアウト側が続かず、イン側でアンダー1gのスプーンかクランクベイトなど。
放流後の第4ローテは放直パターンになるが、第5、第6ローテはまたイン側が伸びた。
決勝は12人が進出、AB各エリアを1回ずつまわり総釣果数を競う。前半山側のインよりに入った[27]松本亮選手が前半10本とスタートダッシュを決め、2位以下に4本差をつけ勝負あったか?と思わせる展開に。しかし後半戦ドラマが待っていた。前半4本と中団につけていた[1]伊藤雄大選手が沈み石付近の反応が良いとみるや果敢に場所移動すると追撃開始。[1]伊藤雄大選手は沈み石のポイントで7本と猛追するが[33]松本選手も手こずりながらも2尾を追加。からくも1尾差で逃げ切りホームグラウンドで初優勝を手にした。2位には前半4本、後半7本を取った[1]伊藤選手と、前半6本、後半5本を取った[31]黒田選手が共に11本で表彰台に並んだ。
※参考[気象庁ホームページ:2015年5月17日・群馬県・上里見の気象]
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