朝の気温は5℃前後と4月中旬にしては寒い朝。冬場並みの防寒着を着こんでの予選開始となった。開始早々の第1ローテは池全体で竿が曲がる状態。今回は移動スペースもあり、目の前の魚をある程度釣ったあと移動する選手も目立った。第2〜3ローテは一転ベタ凪&クリアコンディションでプレッシャーがかかったのか厳しい時間帯に。第4ローテで放流が入った後は風もいくらか出始め水面がさざなみ出したためか第5〜6にかけては釣果は持ち直した。
決勝戦は4エリアから各4人が進出して16人によって争われた。決勝戦直前から南風が強く吹き始めていたためか、予選上位選手は北側の端からポジションが埋まっていく。
結局決勝前半は、その予想を裏付けるかのように北側端に入った[1]伊藤さんが5分残して6本早あがり。その隣にいた[2]伊東さんはその間に2本差をつけ計8本で前半を折り返す。
決勝戦後半は[1]伊藤さんは早上がりのメリットを生かして対岸の北端に、[2]伊東さんは風上側の南端にそれぞれ入る。結果、伊藤さんが追加6本、伊東さんが追加4本で勝敗のゆくえはサドンデス戦にもつれ込み、サドンデス2-0で[1]伊藤さんが勝利した。
※参考[気象庁ホームページ:2013年4月14日・宇都宮付近の気象]
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