雨が降るのか降らないのかハッキリしない梅雨空。気温は27度、湿度は70%以上と数字以上の熱さに体力も気力も消耗するような中、大会ははじまった。開始早々は前日放流した魚が良く動き、全体の数は出たものの、釣れ具合に偏りも見られた。一転して第2〜3ローテは底石まで見えるクリアーな池が災いしてかシビレるハイプレッシャーの争いに。第4ローテは途中放流も入り再び釣れ出すも、第5〜6ローテはまた厳しい時間帯となった。
決勝戦は予選とは異なるA、Bエリアを設けて開始。予選中から良かった橋付近が特に良く、あとはプレッシャーの低い噴水下までの遠投が良かったようだ。そんな状況下、予選から勝負となるポイントを見極めて、うまく立ち回った宮本晃裕さんが見事初優勝を飾った。
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