ごあいさつ

　当院が高崎のこの地で診療を始めてから70年以上が経過しました。 この間、地域の女性の健康のため、生まれてくる新しい生命とお母さんの安全のため、少しでも貢献できるように努めてきました。特に最近の20年間では、自然なお産と安全なお産を高いレベルで両立できるように、診療内容や設備・サービスの改善を行ってきました。
　しかしここ数年は医療をめぐるさまざまな問題が、私たち開業医にも暗い影を落としてきています。最も深刻なのは全国的な産科医の不足で、これは診療現場ではどうにもならない問題です。今、私たち第一線の診療所にできる事は、妊娠・分娩の経過になるべく異状を起こさないための予防医学に力を入れることしかありません。
　そこで当院では自然分娩の担い手である助産師の力を増強し、医師がリスクの高いお産に労力を集中し、さらにそれを他の看護要員が手厚く見守れるような体制を整えてきました。
　ホームページでは皆様のお知りになりたい内容をおおよそ網羅したつもりですが、不明な点がありましたら、来院の際に職員に遠慮なくお尋ねくださるようお願いいたします。