●細菌性のもの
白点病 …始めのうちはエラやヒレのあたりに白い斑点が不規則につきます。
盛んに壁に魚体をこすり付けるなどして痒そうにし、落ち着きが無くなります。 やがて、体中に斑点が広がり皮膚がただれて衰弱死に至ります。
白雲病 …体表に白い雲の様な物がした感じになります。
水カビ病 …体表に綿(カビ)のような物が付着した感じになります。
赤班病 …体表たひれ等に血がにじみます。
悪化すると鱗がはがれたりします。
尾ぐされ病 …尾びれ、胸びれ、背びれ等のひれの先端が白くなり、悪化すると腐ったようにボロボロにちぎれます。
松かさ病 … 鱗が逆立ち身体がふくれ上がりパールのような感じになります。ただ、パールと違い鱗の立ち方が不自然です。
すぐに死んでしまうようなことはありませんが、慢性化しやすく治療が困難であるため厄介な病気です。
穴空き病 …始めは白い斑点が出来、それがだんだん大きくなりただれたようになり大きな穴が開きます。
症状が進むと内蔵が露出することもあります。
ポップアイ …金魚の目が飛び出る病気です。
極端に悪化させると目が飛び出て最後には取れてしまう事もある様です。
●寄生虫によるもの
イカリムシ …ウオジラミと同じ甲殻類の寄生虫です、体長は大きくなると1cmにも達します。
その名の通り頭部がイカリ型をしており胴体は細長くフシが付いているようです。 このイカリ型の頭部を魚体に突き刺し吸血し、皮膚炎や腫瘍の原因になり放置すると衰弱死に至ります。
ウオジラミ …ウオジラミ又はチョウと呼ばれる甲殻類の寄生虫で、体長は3〜5mm扁平な円形で透明ですが、肉眼で十分確認できます。
魚体に取りつき毒素を出して吸血するため皮膚炎を起こします。 そのまま放置すると衰弱死に至ります。
ギロダクチルス …ギロダクチルスとダグチロギルスと言う扁形動物の吸虫です。
体長0,5mm〜0,8mm程度と小さいため肉眼で見つけにくく、雄雌同体であるため繁殖力も高く厄介な寄生虫です。
この虫が寄生すると金魚は苦しそうに泳ぎ回り体に大きな白い斑点が出来やがて粘液の異常分泌でただれたようになり死んでしまいます。
また、エラに寄生するとエラ腐れ病等を併発し厄介なことになります。
ダグチロギルス …ギロダクチルスとダグチロギルスと言う扁形動物の吸虫です。
体長0,5mm〜0,8mm程度と小さいため肉眼で見つけにくく、雄雌同体であるため繁殖力も高く厄介な寄生虫です。
この虫が寄生すると金魚は苦しそうに泳ぎ回り体に大きな白い斑点が出来やがて粘液の異常分泌でただれたようになり死んでしまいます。
また、エラに寄生するとエラ腐れ病等を併発し厄介なことになります。
ミトラスポラ症 …金魚の腹部が誇大化し、まるで鶏の卵を押し込んだかのような症状を起す。(腎腫大症)金魚特有の病気である。
虫感染病の一種で、キンギョの腎臓の尿管に感染する。 同時に皮細胞が誇大化してしまう、疾病となってしまう。
●その他
気泡病 …体表や特にひれに気泡がつきます。
悪化するとひれが破れたりします。
水泡病 …パール鱗の特有病、鱗の下から水泡が出てくる。ひどくなると鱗のない部分にまで水泡ができる。
転覆病 …金魚が引っくり返り水面に浮いたり水底に沈んだりします。