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ニジマス料理法] ニジマスを上手に料理するための基本 |
家庭で出来る簡単燻製をまとめました。空気が乾燥していて外気温が低い12月〜2月くらいまでが燻製を作るのに適した季節ですが、ここで紹介する温燻であれば他の季節でも比較的短時間で作ることが出きます。野外アウトドアで燻製を作る場合は別に紹介する熱燻製のほうが良いでしょう。 |
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持って帰らないのはもったいない!
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20cmくらいの小さめなほうが加工し易い
管理釣場では比較的小さいサイズですが、漬け込みなどを考えると手頃なサイズです。ニジマスのかわりにヤマメなどでもいいでしょう。
さばき方はこちら |
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ソミュール液をつくる。 ソミュール液とは「漬け込み液」の事です。 ソミュール液の塩分濃度は10%〜30%くらいが目安ですが15%で作ってみて好みに応じて加減してみてはいかがでしょう。
水1000cc /塩150g / 砂糖〜50g(お好みで) /胡椒少々 (好みに応じて醤油)を一旦煮立てて自然に冷まします。この時、ローリエ・セージといった香辛料や玉葱・人参・セロリーといった野菜、またワインなどで隠し味をつけてもいいでしょう。焼肉のたれ等を使われる方も。
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塩漬け 冷蔵庫で材料をソミュール液に12〜18時間程度漬け込む。
チャック付きのビニール袋や密閉できるタッパーを利用すると便利です。
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塩抜き
流水で2〜3時間塩抜きをします。この時に注意するのは少量でかまいませんので水は出したままにしておいてください。
上記の作業がすんだら魚の身の一部を軽くあぶってみて味見をしてみてもよいでしょう。
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乾燥
風通しの良い日陰で風乾します。 体表が乾燥し脂がにじみ出る程度を目安とします。すぐに食べる予定の方は体表が乾燥しただけでも良いでしょう。
湿度・気温によって乾燥時間は変わるので、見た目で判断してください。良く乾燥するように、また燻煙した際に煙がまわるように腹の部分に爪楊枝を挟み開くようにします。
アウトドアショップ等に売っている乾燥用のネットや針金ハンガー、洗濯用の物干しなどを利用すると便利です。
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燻製
アウトドア店等で販売されている燻材を利用します。
燻製時間は温度によって異なりますが、2〜6時間程度が目安です。
スモーカーの選び方
お勧めは既成のスモーカーです。高さのある物が便利です。 アウトドア専門店などで1〜2万円で販売されているものがいいでしょう。
燻材の選び方 いろいろな種類の燻材が販売されているので好みで選んでください。
スモークウッド:主に温燻に適しています。
燻製時の管理がしやすい。熱が発生しにくい。火が消えにくい。 スモークウッド1本で4時間程度を目安にしてください。
スモークチップ:熱燻に適しています。
熱源が必要です。熱源の上にスモークチップを置いて使用します。 常に燃え具合を確認し追加しなければならない。
スモーカーの調整 空気の入る量を調整することにより、燻煙量を安定させる。
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■燻製の知識
燻製法 | 温度 | 保存 | 説明 | 冷燻 | 15〜20℃ | ○ | スモーカー内の温度を15〜20℃に保ち、長時
間燻煙する方法です。 素材の水分を取り除くので、1か月以上の保存が可能ですが、仕上がりは少々硬くなります。 | 温燻 | 30℃〜80℃ | △ | 季節を
問わず、比較的短時間で作れるため真空包装をして冷蔵庫に入れてお けば、ある程度の保存は可能です。 | 熱燻 | 80℃以上 | × | 10〜30分ほどで燻煙処理を
してしまう一番手軽な燻製法です。 あまり保存には向きませんのですぐ食べてしまいしょう。 |
塩漬け方法 | 説明 | ソミュール液法 | 水に約10〜30%の塩と砂糖や香辛料を入れて煮立て2〜3分間沸騰したら火を止めます。自然に冷ましてからガーゼ等でこして漬けこみます。
| 乾塩法 | 原料の3%前後の量の塩に砂糖や香辛料を入れ良くまぜ合わせてから直接まぶして塩漬けします。場所を取らず便利な塩漬け方法です。
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燻煙材の種類 | 説明 | さくら
| ハムやソーセージに向く | クルミ
| 万能タイプ。クセがないので、魚や肉などに適している | リンゴ
| 甘い香りがしマイルドな感じなので鶏肉や白身の魚に良い | ヒッコリー | 燻製といえばヒッコリーが一般的。魚やハムなどに適している。 | オールダー
| 香りはヒッコリーに似ているが若干香りが弱い。鳥肉などに適している | | 無論ブレンドして使う方もいます。 |
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