第32回チャレンジカップ アングラーズベース赤城山大会は笹沼光明選手が優勝 【大会結果】

第32回チャレンジカップ
2022年5月22日(日)群馬県前橋市、アングラーズベース赤城山で行われた第32回チャレンジカップの大会の様子をまとめています。決勝戦は3人で1池使用。プレッシャーから解放された魚はクランクの動きに好反応。笹沼光明選手が安定したアタリを引き出し優勝しました。2位は小出侑史郎選手、3位は内山一成選手でした。

表彰台

  • 優勝:笹沼光明選手
  • ラーメン賞
  • 表彰台

大会結果・参考データ

当日の天気 外部リンク・気象庁

大会写真

第32回チャレンジカップ アングラーズベース赤城山
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WINNING TACKLE

優勝[3]笹沼光明 / SASANUMA MITSUAKI

【ロッド】ガーディアンリスキー62ul-st
【リール】スティーズタイプ1
【ライン】エステル0.4 – [リーダー]フロロ3Lb
【ルアー】ピコチャタMD-SS、佐野バリ#9 カラー:PPオリ珠、PPブラ珠

【ロッド】ガーディアンリスキー510UL
【リール】スティーズタイプ1
【ライン】エステル0.35 – [リーダー]フロロ3Lb
【ルアー】ピコチャタMR、佐野バリ#8 カラー:PPオリ珠、PPブラ珠

決勝リーリング動画

 沖の表層をピコチャタMD-SSでなるべく巻かずにトウィッチで誘い、反応が悪ければピコチャタMRでロッドの角度で探りながらスローに巻く。この2つを交互に。放流以外はこれだけです。
決勝戦はずっとピコチャタがハマってたのでこのままやり切ろうと。目標が予選突破だったのとチームメイトの小出君が居たので落ち着いて出来ました。

2位[4]小出侑史郎 / KOIDE YUUSHIROU

【ロッド】 999.9 Meisterイエローウルフ62L(RC)
【リール】05イグジスト2004 レビテーションチューン – [ハンドル]ファンネル40mm
【ライン】RC Meister エステル0.35 – [リーダー]grand max FX 0.6
【ルアー】ハントグランデ1.0g – mkシャープ8
カラー:リボルバーUV、黄黒郎
【挿しルアー】
プチモカSR、ちびパニSR

決勝リーリング動画

表層下着水2カウントシェイクから巻き。残存放流魚をシェイクで誘ってやる気のある魚を釣っていく。挿しで小型クランクで釣る。

3位[2]内山一成 / UCHIYAMA KAZUNARI

【ロッド】VALKEIN BTZV 61L
【リール】DSLT1000S-P
【ライン】RCエステル0.3号 – [リーダー]RCマイスターフロロリーダー0.6号
【ルアー】ハントグランデ1.3g 青銀+MKシャープ#8、ハントグランデ1.0 蛍ピン+MKシャープ#8、モカDRSS 15ノブ+クラッチフック前#8後#7
【挿しルアー】 ディープクラピー 美鬼+クラッチフック前後#7
決勝リーリング動画

 ハントグランデは表層下30cmくらいまで、数巻きに1回タップやシェイク。もしくはボトムからのタップありシェイク。誘った方がバイトは大きかった。モカやDクラは魚が沈んだときに入れて1匹を絞り出した。表層Dクラも反応があった。
スプーンで高活性を獲り、フォローでクランクを入れて反応がある魚を獲る作戦。クランクは反応があってもバレやすく魚のサイズに合ってない気がしたがネタがなく押し通した。

予選

朝の気温15℃、水温14℃。天候曇り。明け方まで降った雨で換水良好、水質は笹濁り。持ち込み竿3本ルール。予選は3人1組総当たり戦を2セット行いその勝ち点で争われた。

予選1回戦は放流回。前日放流が良く効いて開始直後からスタートダッシュの乱打戦に。放直スプーンに好反応するが、後半になると全く反応がなくなる前半釣り切り型。後半からは場所によってはクランクなども投入され始める。

予選2回戦からは徐々にクランクなども投入されだす。魚はいるがなかなかクチを使わない悶絶タイムに。掛けたとしても魚は反転しない100g台の魚でテンションが掛りきらずに手元で落ちるシーンも多く見かけられた。バイトに持ち込んだ数に対してランディングに至った数は6~7割程度。このあたりのクセの対応力も釣果に影響した印象。

予選4回戦開始前にグループ再抽選と途中放流が入る。開始直後の放直を取った後は、スプーンに加えてクランク、ミノー、ボトム系を使っての総合的な探りの時間。魚はどのレンジにも平均的に散っており、回遊する群れに混じった放流魚を引っ張り出す。やや強気なカラーセレクト、振り幅もあるルアーが好まれていたようだ。ミノーイングも効くには効くが、この日は決定打とまではいかない程度に落ち着いた。

予選5回戦の頃から天候が一旦晴れになるがこの日は雲の通り道。決勝にかけて晴れたり曇ったりで、若干の魚の浮き沈みがあったようだ。

決勝


決勝トーナメントへは12名が進出。準々決勝~準決勝は10分前後半の1vs1方式。決勝戦へは3名が進出。10分x3ローテーションで行われた。

決勝戦第1ローテは序盤から[3]笹沼選手が岩のラインでピコチャタMRで2~3巻きしたらトゥイッチで誘いを入れる作戦で順調に6尾をとり試合をリードする。対岸のプレッシャーから解放された事で池中央付近にいくつも群れが入り込み、それを[4]小出選手もハントGで群れの中から放流魚を引っ張り出す。並びの真ん中[2]内山選手は魚を見失って出遅れの展開に。

決勝戦第2ローテは左に入った[2]内山選手がハントG青/銀で4尾、Dクラピー表層で1尾を追加し巻き返してくるが、[3]笹沼選手も竿先のポジションを変えるなどレンジを意識した釣りで4尾を追加する。また[4]小出選手もハントGで4尾を追加する。

決勝戦第3ローテは各選手作戦はほぼ変わらず。[3]笹沼選手が4尾、[2]内山、[4]小出両選手がそれぞれ2尾を追加する。結果終始安定した釣果を出した[3]笹沼選手が14尾で勝利した。

決勝トーナメント中のヒットルアー

ハント07 /プチモカ / GJ /ジサクラスリム / ピコチャタMD-SS / ピコチャタMR / バービーHF / ジキル07 / コール / モカDR-SS / ペピーノ / アルフ / ハントグランデ10 / ハントグランデ13 /

優勝者インタビュー

決勝戦の様子